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このドキュメントは The Kubectl Book の翻訳です。翻訳の GitHub リポジトリはこちら。
TL;DR
- リソースに関する詳細なデバッグ情報を表示する
リソースの describe
動機
describe は、検索されたリソースの情報に加えて他のソース (たとえばイベント) からも情報を集めて表示することのできる高レベルの操作です。
describe は対象のリソースとそれに関連するリソースから、リソースに関する最も重要な情報を引き出し、その情報を複数行にフォーマットし、表示します。
- 関連するリソースからデータを集めます
- デバッグ用に詳細な出力をフォーマットします
kubectl describe deployments
Name: nginx
Namespace: default
CreationTimestamp: Thu, 15 Nov 2018 10:58:03 -0800
Labels: app=nginx
Annotations: deployment.kubernetes.io/revision=1
Selector: app=nginx
Replicas: 1 desired | 1 updated | 1 total | 1 available | 0 unavailable
StrategyType: RollingUpdate
MinReadySeconds: 0
RollingUpdateStrategy: 25% max unavailable, 25% max surge
Pod Template:
Labels: app=nginx
Containers:
nginx:
Image: nginx
Port: <none>
Host Port: <none>
Environment: <none>
Mounts: <none>
Volumes: <none>
Conditions:
Type Status Reason
---- ------ ------
Progressing True NewReplicaSetAvailable
Available True MinimumReplicasAvailable
OldReplicaSets: <none>
NewReplicaSet: nginx-78f5d695bd (1/1 replicas created)
Events: <none>
Get vs Describe
リソースを describe するとき、他のリソースからも情報を集めます。たとえば、Node を describe すると Pod リソースの情報を集め、Node の中での使用率を表示します。
リソースを get するときはそのリソースから読み取れる情報だけが表示されます。get はリソースのフィールドからデータを集めますが、他のリソースのフィールドは見ません。