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このドキュメントは The Kubectl Book の翻訳です。翻訳の GitHub リポジトリはこちら。
TL;DR
- コンテナの中でコマンドを実行する
- コンテナの中でシェルを取得する
コマンドの実行
動機
コンテナの内部でコマンドを実行することで、ワークロードをデバッグします。コマンドは tty 経由のシェルも可能です。
コマンドの実行
クラスタ内のコンテナの中でコマンドを実行するには、Pod 名を指定します。
kubectl exec nginx-78f5d695bd-czm8z ls
bin boot dev etc home lib lib64 media mnt opt proc root run sbin srv sys tmp usr var
シェルの実行
コンテナの中でシェルを取得するには、-t -i
オプションを使って tty を取得し STDIN にアタッチします。
kubectl exec -t -i nginx-78f5d695bd-czm8z bash
root@nginx-78f5d695bd-czm8z:/# ls
bin boot dev etc home lib lib64 media mnt opt proc root run sbin srv sys tmp usr var
コンテナの指定
複数のコンテナを実行する Pod に対しては、シェルを実行するコンテナを -c <container-name>
で指定してください。